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PROFILE

5      好きな映画
当然ハリウッドの大作映画は嫌いではありません。
やはりエンターテイメントとして良く出来ていると思うし、たまに映画館まで見に行く時なんかは、どうせ見るならそういうのにしようかという事も多いです。
でもなぜか、あまり心には残らない気がします。というか、例えばビデオが出たら買ってまで持ってようと思うものはまた違うんですね。
そういう意味で、ここでは僕がビデオを持っている(ダビング含む)映画をいくつか紹介します。(思い出しながらなので、内容は正確ではないかも)
 
 ・「レオン」・・・これは人によって感想が違いますね。ジャンルとしてはアクション映画なんでしょうが、僕にとっては恋愛ものです。殺し屋でありながら純真な男と12歳にして天涯孤独な少女の交流、そして悲劇のラスト。僕は涙が止まりませんでした。ゲイリー・オールドマンがいい味出してます。
 ・「シベールの日曜日」・・・「レオン」の下敷きになったと言われる作品です。この二つの作品を見ると、男は幾つになっても子供で、女は少女の時から女だという事がわかります。
 ・「異人達との夏」・・・これも泣けます。結局僕は泣ける映画が好きなんですね。息子の風間杜夫と死んだ両親の鶴太郎と秋吉久美子が、これ以上のキャスティングは無い位いいです。
 ・「サスペリア」・・・名門バレー校に入学した少女の体験する恐怖。ストーリーもいいですが映像がすばらしいです。バレー学校の独特の雰囲気と、原色を多用した照明効果が恐怖を盛り上げます。ゴブリンのプログレサウンドも最高です。
 ・「サスペリア2」・・・本当は「サスペリア」の前の作品。こちらはサイコホラーですね。アルジェント作品の‘殺しの美学’とでも言うんでしょうか?恐怖の演出やラストのどんでん返しなどさすがです。
 ・「キャリー」・・・いじめられっ子の少女が、超能力で復讐します。ショックシーンの演出もなかなかですが、少女の悲しみや恋心が切なくてちょっとホロっとします。
 ・「ファンタズム」・・・これもホラーですが、ちぎれても動いてる指・追いかけてくる銀球・異界へ吸い込もうとする銀柱など、ストーリーよりも不思議な映像が楽しい(?)映画です。僕が書くとつまらなそうですが。
 ・「白い肌の異常な夜」・・・日活ロマンポルノではありません。瀕死の兵士が、森の中の女学校に運び込まれたことで女達の欲望の犠牲になっていくという話。クリント・イーストウッドがいいです。
 ・「愛人ラマン」・・・中国人の富豪に買われたフランス人少女の話。なんて事のないストーリーですが、なぜかラストで泣けてしまいます。
 ・「SF未来世界」・・・人間そっくりのロボットを使ったレジャーランドで、ロボットが反乱を起こしていくという話。ユル・ブリンナー扮するガンマン・ロボットからの逃走がスリリングです。
 ・「未来惑星ザルドス」・・・不老不死の特権階級社会に潜入した下層階級の男が、その社会を破壊します。結局、特権階級の人間たちも不老不死に絶えられず死にたがっていたという話(だったと思う)。
 ・「砂の女」・・・砂の穴の中の家で生活している村に迷い込んだ男が、その村の女の家に囚われてしまう。安部公房原作の小説の映画化です。
 ・「他人の顔」・・・最近やっと手に入りました。同じく安部公房原作です。実験中の火傷で顔を失った男が、他人になりすまして自分の妻を誘惑しようとする・・・。すごいですね。
 
その他TVドラマですが・・・
 ・「怪奇大作戦」・・・もう30年ほども昔の子供番組ですが、その頃はこういった番組でも全力で取り組んでいたという事ですね。今の映画よりも深い作家性。子供は理解できてたんでしょうか?岸田森の演技が素晴らしい。
 ・「青い鳥」・・・今どき珍しく、全編ロケで制作されたトヨエツ主演のドラマ。時間をかけてしっかり作られた作品です。これもやっぱり大人の男と少女の話ですが、僕の「春の光に」の方が先でした(笑)。
 
こう並べてみると、僕の映画のシュミはかなり偏ってる気がします。
更新日時:
2001/07/07
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