ホーム 作品紹介1 作品紹介2 作品紹介3 主宰者紹介 プロフィール
コラム アンケート リンク集 掲示板

COLUMN

6      演技について(2)
前頁では、まああまり小芝居はいらないなぁというような事を言いたかっただけなのですが、特に映像の場合、何もしない位でいいんじゃないかと思っています。
ただ、何もしないと言っても、その脚本の中の状況とか感情の流れとか、そういう部分はきちんと表現しないといけない訳で、下手な小芝居なしでそういったものを的確に表現するのが理想だと思っています。
 
しかし自主映画などの場合特に、そういった事よりも何か奇をてらったり変った演技をしようとする(また逆に自然な演技をしているつもりで本当に何もしていないとか)傾向が強い気がします。
 
それと補足ですが、前頁で書いたキャラクターが強すぎるのは嫌だと言う事とキャラクター造りが必要というのは全く別の話であって、要はいかに役を造り込んでいきながらリアリティーを感じさせるかという事が大事だと思う訳です。
その辺やはり外国の俳優はすごいと思います。やっぱメソッドとかやらないといけないんでしょうかね?(日本でも一流の人は別ですが)
 
・・・と言うような理想は理想として置いておくとして、話を現実レベルに急降下しましょう。
またまた自分の作品の話です。(ごめんなさい)
前作「春の光に」の少女役で主演した侑子ちゃん(当時14才)は、僕の養成所時代からの友達なのですが、僕の理想(単なる好き嫌いです)からみてかなりいい演技でした。
脚本の理解力・程よいキャラクター付け・自然な表現力など、監督兼任でダメダメな僕の演技と好対照です。
年齢的にそう難しい事を考えている訳ではないと思いますが、これはもう天性の勘なのでしょうね。
 
何か自分の作品の自画自賛コーナーになってしまって、そろそろ回線を切断しようと思っている人もいると思いますが、もともとホームページなんてそんなものですよ。
 
更新日時:
2001/04/18
前へ 目次 次へ



ご意見・ご感想はこちらまで