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COLUMN

4      撮影技法について
技法と言っても大した事はやってないのですが、初心者の方への参考程度に僕の撮り方を書いてみます。
 
僕の使っているカメラはソニーのCCD−TR1というHi8初期モデルで、元々映画を撮るために買ったものでもなく画質・機能的にかなり辛いものです。
ですから何とか見られる映像にするためにいろいろ工夫してみたわけです。
 
元々ビデオの質感はあまり好きではないのですが、8mmフィルムでは画質・編集等の面で不満ですし16mmは手が出ません。
そこで、僕はプリクラを使ってみました。
どういう事かというと、プリクラのメーカーによって台紙(裏紙?)が透明なものがあるのですが、表面がマット加工されていて、これをレンズの前に張り付けてみるとア〜ラ不思議!それまでのエッジの強調されたギタギタのビデオ画面が、ソフトで上品な映像に変わったではないですか!
理論的な解像度的には落ちているのでしょうが、感覚的にはかなり質感が上がります。特に人の表情はきれいに撮れるのでお奨め!やはり映画は表情が命ですから。300円でこれだけの効果はスゴイ!
余談ですが、お金のある人は市販のソフトフォーカスを買っても代用できます。
 
次に大切な照明ですが、僕はTVドラマのようなベッタリした照明はいやなので、ではどうするかというと一人では大がかりな事は出来ないので野外では何も使いません。太陽光のみ。(でも夏とかはキツイかな?)
室内でも電灯の明かりをメインに、表情だけは影になるので手前から1灯だけ照らします。それも40Wくらいのインテリアライトを流用しました。ただ、色が赤くなるので、ライトの前に無色セロハンを張って、そこに緑の太マジックで1cm間隔で格子を書いておくと丁度いい色になります。
この位が、僕的には丁度いい自然な感じだと思うのですが。
まあ、もっと高度に雰囲気を造っていくとなるとまた別ですけどね。
 
以上、貧乏人のための撮影技法でした。
 
更新日時:
2001/04/13
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