新作ファンタジー「R@BIT★VOX」、さりげなく（笑）完成しました。

タイトルは当初と若干変わってます。

本来の綴りで言うと‘ウサギ（rabbit）の声・言葉（vox）’という意味ですね。

 

ストーリーの方は、非常階段から飛び降りた少女が、不思議な世界で３人の奇妙な男とウサギに出会うことで本来の自分の生き方に目覚める、というもの。

そして‘ウサギの言葉’というタイトルが、作品のテーマにつながっている訳です。

 

あくまで僕の中でのイメージ・連想なんですが、ウサギってなんか女の子っぽいイメージがありませんか？

キュートでセクシー、そして実際飼っていると分るんですけど、とても臆病なくせにワガママ。まるっきりイマドキの女のコじゃないですか。

そういう意味ではネコも女の子っぽいですけど、こっちは肉食なだけあって例えるとガングロ・ギャル（ほぼ死語）っていう感じでしょうか？そうするとイヌとかはもうちょっと落ち着いたコンサバ系か？そんな事はどうでもいいですね（笑）。

そして動物である‘rabbit’に＠とBITという記号を重ねる事で‘現代の野生’というイメージを持たせました。

 

つまり今回、僕が作品の中に盛り込もうとしたテーマは‘野生を取り戻せ！’「Born to be Wild」ですよ。なにせ僕は永遠のロッカーですから（笑）。

 

現代社会の閉塞感の中で、内心息苦しさを感じながらも社会や常識に適応して生きている人は多いと思います。

でもそんな風に生きてても本当に幸せでしょうか？

 

・・・などと言いながら、僕は元々映画には、特にテーマ（主張）とかは求めないし、今回も一応はテーマを盛り込んではみましたが、別にそれを全員が必ず理解してくれなくてもいいと思ってるんですよね。テーマに関係なく楽しめればいいと・・・。

 

実際の作品では短編という事もあって、そういうテーマを深く掘り下げるよりも、CG合成した異世界の映像とかアドベンチャーゲームのような展開を楽しめるような作品にしたかったんです。

それに加えてよく中学時代の同級生の女の子が、卒業後に偶然会ったらメガネをコンタクトに変えたりして別人のようにカワイクなってたっていうような、そういう女の子の魅力みたいなものを表現したい。

作家性よりも趣味性は全開です（爆）。