ホーム 作品紹介1 作品紹介2 作品紹介3 主宰者紹介 プロフィール
コラム アンケート リンク集 掲示板

COLUMN

11      新作「Dolless(ドーリス)」完成!
いやー、半年振りの更新です。何しろ撮影〜編集〜音楽など全てひとりでやっており、しかも上映会の予定を先に決めてしまったものですから、食事の時間も惜しいほどで全く余裕がありませんでした。
 
作品の方はぎりぎりでしたが無事完成。先日の上映会(1/19.どんぱちプロダクション上映会)にて初披露させていただきました。
 
内容の方は、当初考えていた切ないファンタジー路線のものではなく、ファンタジックな要素を残しながらも恐怖演出を重視した‘美しい’作品に仕上がりました。
ストーリーの中では人形は出てきますが、実はいわゆる「人形ホラー(人形が出てきて悪さするヤツ。あんまり好きじゃないんです)」ではないと思っています。
ジャンルとしてはイタリア映画でいうところの「ジャーロ」かな?「サスペンス」に近いですが、推理や心理描写よりも殺人描写に重点を置くショック映画。少女ホラーコミックのようなイメージで作りました。
 
今回の作品では深いテーマ性とかどろどろした情念などはなるべく省いて、お化け屋敷に入った時のように単純に恐怖演出や雰囲気を楽しめるようなものにしたかったんです。
最近はやりの心理ホラーなんかも何か物足りない気がする。やはりホラーは映像的にインパクトのある、本能に訴えるようなものがいいですよ。
 
ただそうなると特殊効果など凝らないといけない訳ですが、ホラー専門で活動している訳でもなく特殊な材料などこの短期間で使いこなすのは困難です。そこで手軽に入手できる身近な材料で、金をかけずに頭(手先かな?)を使って特殊効果を工夫しました(詳しくは「作品紹介」ページで説明)。
 
まぁひとりでコツコツ手作りでやってるものですから本格的にやってる人から見たらチャチなものかもしれませんが、カット割りとか映し方まで含めてそれらしく見えればいい訳ですから何とかなる筈。それに実際にやった事はなくても元々ホラーは好きなので知識はあります。後は創意工夫ですよ。自主映画だし(笑)。
 
概ね評判は良かったみたいですよ。こういった特効シーンを含めて当初自分で思っていたイメージは表現できたと思っています。
 
しかしホラー映画の製作というのは、大変だったけど楽しかった!
更新日時:
2002/01/23
前へ 目次 次へ



ご意見・ご感想はこちらまで